第10回のお知らせ

子ども関連業種のための交流読書会
LAP-Liberal Arts for Professional-
来る10日にLAPの記念すべき第10回を開催致します。
 
内容を予告程度にお伝え致します!
 
発表者は、開始時からこのイベントを存分に楽しんでくださっている
某相談機関のカウンセラーさんで、
『人はなんで生きるか』(トルストイ、1932、岩波書店)
19世紀ロシアの小説家トルストイによる短編集から、同タイトルの一編を題材としたいと思います。
 
さて、こうやって本と著者と年代を示しますと、いかにも難解でとっつきにくく感じられてしまうかもしれませんが、読みやすい訳であること、登場人物が少ないこと、そして「短編」であることが幸いして、この一編は1時間前後で読破することができます。
 
「ロシア文学に触れる」というちょっとこじゃれた体験をするには、お気軽でお手軽にトライできることもあり、オススメの作品です。
 
この作品をつい先ほど読み終えて、次回をどんな回にしようかと想い巡らせていましたが、この作品が訴えたいことのひとつに、人間同士が「絆」や「支え合う」こと、そして、そうやってつくられていく「人間関係」なり「コミュニティ」なりということが挙げられそうです。

長所や短所、得意不得意、向き不向きなどがそれぞれありながら、それがパズルのように組み合わさって、補いあうことによって、人間関係が、チームが、コミュニティが形成されます。
 
日常の公私の人間関係や信頼関係、チームワークなどなど。これだけで時間を目一杯使ってしまいそうです。
 
そして、短編集はCDアルバムのように、いくつかの作品が集まっているものなので、その作品同士の「チームワーク」とも言うべき相互関係にも注目できるかもしれません。
補完しあう関係性はどのようなものか?
全体に一貫しているテーマは何か?
そう考えると、長編を含む同じ作者の著作に触れることは、作品間に共通するテーマ、作者自身の「命題」のような「訴え」も見えてくるかもしれません。
でもそれはハードルが高いので…。
 
ご自宅の本棚にどんな作者のものでも「短編集」があれば、それをパラパラとめくってみてはいかがでしょうか?
なんとなく新発見があるかもしれません。
 
是非、ご都合のつく方は、
ロシア文学でも、
海外小説でも、
短編集でも、
なんならCDアルバムでも、
お持ちになってご参加ください。
もちろん手ぶらでも♪
 
さて、10日まであと数日です。
『人間はなんで生きるか』の続きを読みましょうか。他の短編を読みましょうか。
当日、何かしらを持参致しますので、お楽しみに。
 
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LAP第10回
日時:2019年8月10日16時開始
場所:パンダのしっぽ様(高崎市山田町57-1)
題材:『人はなんで生きるか』(トルストイ、1932、岩波書店)
テーマ:人間関係、チームワーク、ダイバーシティなどなど…
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Q-jack project 〜子どもたちの未来のために…〜

「子どもたち」が担う「未来」のために 私たち「大人」が 誰でもできること。 誰もがすべきこと。 それは、 私たち「大人」、個人が 「自分らしくなる」ということです。 これからの子どもたちをリードし、見本となれるのは、子どものようにエネルギッシュで、希望に満ち、日々を楽しみ、成長し続ける大人です。 Q-Jack projectは あなたがあなたらしくなるための プロジェクトです。

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